FLOW

ご利用の流れ

1. カウンセリング

   オーダースーツは、豊富な種類の生地やデザインから自由に選択できるのが特徴です。どんな時、どんなシーンで着られるのか、どのようなスーツを必要としているのか、具体的なご要望や、体型などで気になる点がありましたらお聞きして、お客様がより満足できる一着を目指します。

2. お得様カードへの記入

   お客様のお名前やご住所など基本的な個人情報などを記入していただきます。信頼関係を築きながら一緒にいいものをつくっていきましょう、というポリシーに同意するサインのようなものです。

3. 生地を選ぶ

   約1000種類の中からご予算にあわせて、生地をお選びいただきます。生地の特性について、初めに説明します。気に入った生地は、手にとって触り心地や柔らかさ、光沢感などをご確認していただけます。

4. デザインやバリエーションを決める

   お客様の好みや体型を考慮しながら、デザインやバリエーションを決めていきます。
   スーツのボタンの並びが1列のものを「シングル」、ボタンの並びが2列のものを「ダブル」と呼びます。現在は軽快さや活動的な雰囲気を感じさせるシングルスーツが主流になっています。ダブルスーツは、重厚感がありフォーマル性が強く、格調の高さを表現したい場合や体型のがっちりした方などにお勧めです。
   さらに、襟の形や幅、ベント（背中の裾に入っている切れめのこと）の位置、胸ポケットのデザイン、袖の仕様やボタンの数、ステッチの大きさや入れ方、裏地をどうするかなど、ひとつひとつの項目について細かく決めてきます。もちろんはじめての方で、見本をみせられても分からないという方には、こちらでおすすめのデザインやバリエーションをご提案させていただきます。
   同じようにパンツも、ポケットや裾などデザインの組み合わせがいろいろあるので、ひとつひとつ決めます。

   詳しくはPDF（1.74MB）をご覧ください

5. 採寸

   お客様の身体またにあわせたサイズのスーツを作るため、細かく体の各部を測り、採寸カルテに記入していきます。
   さらにサイズあわせ用のスーツ（サイズゲージ）を試着していただき、着用した際の状態を見ます。お客様の体型に最も近いサイズゲージから袖丈、肩幅、着丈などパーツごとに最適なサイズを決めます。それをもとに体形補正を加えていくことで、より着心地の良い、美しいスーツに仕上げます。
   採寸カルテやお得意様カードは、当店で大切に保管しておりますので、次回、ご利用の際、体型などに変化がなければ、採寸をせずにオーダーすることが可能です。

   ウール製品の形状記憶加工
   ●シロセット加工とは、毛髪にパーマをかける原理を応用したウール製品の加工法。
   ウール繊維に特殊な加工液を噴霧して蒸気プレスをすることで、ウールの分子結合に働きかけ、折り目などの形状を永久的にセットする「形状記憶加工」です。だから折り目やプリーツがいつまでもシャープに保たれ、長期の着用や雨に濡れても消えることがありません。
   ●着用後は、スラックスの裾をハンガーにかけ、吊るしておくだけでOK。もし、シワが付いたり折り目が少しあまくなったら、吊るしたままたっぷり霧をかけ、そのまま自然に放置すれば、美しくシャープな折り目がよみがえります。

6. 仕上がり

   採寸から約3週間後に仕上がります。お客様ご自身がおらびいただいた生地やデザイン、身体にフィットするか、着心地の良さなどを、試着してご確認ください。もし気になるところがある場合は、お早めにお申し出ください。