ダブルスーツの特徴
現代のダブルスーツのジャケット
バブル時代のダブルスーツのジャケットは身幅にゆとりがあり、また着丈が長いのが特徴です。そのため、着用すると体の実寸に対してかなり余りが生じます。
それに対し、現代のダブルスーツはジャストフィットが基本です。身幅もシングルスーツを着たときの余裕とさぼど変わりません。また、ダブルスーツは基本的にボタンを留めて着用しますが、仮にボタンを外してもジャケットが広がり過ぎることがありません。
シングルスーツと比べるとスーツの形状こそ違いますが、着用感に大きな差がないのが特徴です。
現代のダブルスーツのズボン
ダブルスーツのズボンに関してもバブル時代と現代とでは大きく異なります。昔のズボンは全体的に幅が太く、太ももから裾先までがゆったりとしたシルエットでした。当時はジャケットも大きめサイズだったため、ダブルスーツを着ていると体が大きく見えてしまいます。
それに対して現代のズボンはテーパードといって、太ももから裾先にかけて細くなるシルエットです。そのため、下半身をすっきりと見せることができます。
ダブルスーツは見え方の特徴あり
ダブルスーツの特徴は何と言っても重厚感、威厳が感じられる見え方にあります。シングルスーツと比べて前身頃の生地が重なる部分が大きく、またラペル(下襟)も大きいため、見た目の迫力を演出することができます。ダブルスーツを着ている人についても経営者、重役、専門家など権威ある立場の人を想像させます。
ダブルスーツ自体はシングルスーツと同じ格式ではありますが、このように見た目の重厚感があるため、着るときには注意が必要です。
例えば、自分よりも目上の方がいる場でダブルスーツを着ていると、人によっては違和感を覚えることがあります。そのため、新入社員などはダブルスーツの着用は控えておいた方が良いかもしれません。
また、ダブルスーツはデザイン性の点からシングルスーツと比べると華美に映ることがあります。そのため、職場の雰囲気が堅い場合はシングルスーツを着る方が無難と言えます。
4つボタンと6つボタンがある
シングルスーツの場合、ボタンは2つまたは3つ付いています。これに対し、ダブルスーツはボタンが横2列に配されているスーツです。また、同じダブルスーツでもジャケットのボタンの付け方の違いで大きく2つに分かれます。
一つはボタンが横2列、縦2個のジャケットです。縦横どちらも2つずつボタンが付いていますので、ボタンの総数は2×2で4つです。
もう一つは横2列に対し、縦3個のジャケットです。ボタンの総数は2×3で6つです。この両者のダブルスーツはボタンの総数の違いから「4つボタン」「6つボタン」と呼ばれることがあります。
ダブルスーツはこの「6つボタン」仕様が一般的とされており、広く採用されています。
ピークドラペルが基本
ダブルスーツの特徴の一つに「ピークドラペル」があります。これはジャケットの下襟(ラペル)の先端が上方向に尖った形状をしているためにこう呼ばれます。
一方、シングルスーツの下襟を見てみると通常は先端が下がっています。これは「ノッチドラペル」と呼びます。ダブルスーツとシングルスーツのラペルを比較するとダブルスーツはラペルの幅が広く、また先端が尖っているため、見た目の主張が強くなります。このため、ダブルスーツの方が見た目の迫力が増して権威性が感じられます。
ダブルスーツを選ぶ時のポイント
