カジュアルスーツってみなさん聞いたことありますか?最近の夏は非常に暑いため、ノーネクタイやクールビズなどを取り入れている企業も増えてきていますが、その中でもカジュアルスーツとはどんなものでしょうか?今回は、カジュアルスーツの特徴やマナー、着用シーンなどをご紹介します!常識の範囲内で、スーツを自由に着こなしてみましょう。
目次
カジュアルスーツってなに?
カジュアルスーツとは、通常スーツはネクタイや革靴などを取り入れるのが基本なのに対し、カジュアルな要素を取り入れたスーツ全般のことです。近年では昔ながらのマナーやしきたりがある中でも比較的自由な着こなしも増えてきており、ビジネスの場においても相手に失礼のない範囲であればカジュアルにスーツを着用するケースも多くなっています。
ビジネススーツと何が違う?
では、通常のビジネススーツとカジュアルスーツは具体的に何が異なるのでしょうか。
仕立て方法の違い
ビジネススーツは仕事の現場で使用されることを主に設計されているので、全体的にカッチリとしており、芯地や肩パットもカチッとした構造になっています。それに比べ、カジュアルスーツのジャケットはサラッと着るシーンを想定しているため、薄く軽やかなお仕立てとなっている場合が多いです。ビジネススーツに比べて堅苦しさのない自然なラインでリラックスした印象になるのが特徴です。
素材とデザイン
カジュアルスーツは、自由度が高い着こなしのためさまざまなデザインが用意されており、素材も軽やかに着こなせるようコットンやリネンなどが使用されています。それに比べてビジネススーツは一般的にウールやポリエステルなどの素材が使われることが多く、光沢感があるのが特徴です。また、ビジネスシーンでの使用を想定しデザインは控えめなものが多いでしょう。
選べるカラー
カジュアルスーツの場合はその自由度の高さから、明るいブルーやライトグレーなど、ビジネススーツに比べて明るく豊富な種類の中から選ぶことができます。一方で、ビジネススーツの場合はネイビー・グレー・ブラックなどのダーク系が一般的です。
カジュアルスーツの特徴
着こなしの自由度が高いスーツ
ビジネススーツと異なるカジュアルスーツの最大の魅力は、その着こなしの自由さにあります。もちろん一定の常識はありますが、ビジネススーツのように着こなしに関する厳格なルールがカジュアルスーツにはないため、自分好みにアレンジを加えたり、スーツのきちんと感の中にカジュアルな要素をプラスしたりしておしゃれを楽しめます。
プライベートの洋服としても活躍
ビジネススーツほど硬い印象は嫌だけど、Tシャツなどラフすぎる格好も何か違う・・・そんなシーンにカジュアルスーツは大活躍します。例えばカジュアルなパーティーだったり結婚しきんの二次会、同窓会やレストランでの食事などのシーンにカジュアルスーツはピッタリです。
前述の通り、カジュアルスーツは比較的リラックス感のある素材を使用しているものが多いため、長時間着用してもストレスフリーで過ごせますのも大きなメリットです。
着用ルール
ビジネススーツとカジュアルスーツでは、着こなしのルールにも大きな違いがあります。
ビジネススーツは上下セットで購入することが基本で、素材も同じものを使用するのが常識です。また、スーツに合わせるジャケットやシャツ、ネクタイなどのアイテムにもある程度のルールが定められており、着こなしに制限があります。対して、カジュアルスーツには厳格な決まりがなく自由なため、シャツやネクタイなどもご自身のこだわりに合わせた組み合わせを楽しめます。ただし、カジュアルスーツを選ぶ際は「どのようなシーンで着用するか」を重視しアイテムを選びようにしましょう。
どれだけ自由度が高いといえど、場面によってはカジュアルにしすぎることで相手に失礼に当たるケースもありますし、その場に相応しくない着こなしになってしまう場合もあります。自由度と常識のバランスをうまく調整し、自分なりのオシャレを楽しんでみてください!
カジュアルスーツがぴったりのシーン
結婚式の二次会・カジュアルパーティー
カジュアルスーツは結婚式の二次会やカジュアルなパーティーで大活躍します。通常の挙式・披露宴であればビジネススーツに近いフォーマルな装いが利生ですが、二次会や三次会パーティーなど、皆でワイワイ楽しむカジュアルな場面ではカジュアルスーツでおしゃれして参加するのも◎ですね!
ただし、施設によってはドレスコードが定められているところもあるので、どこまでカジュアルに着用できるか事前にしっかりチェックするようにしてください。
レストラン・食事会
レストランや食事会ではビジネスほどかっちりとしたスタイルは必要がないため、ここでもカジュアルスーツが活躍します。会場やその場の雰囲気に合わせて着こなしを変えることができるのも嬉しいポイントですね。チノパンやデニムを取り入れたり、スニーカーで足元だけカジュアルに着崩したり、思いのままの着こなしが実現できるので、食事もより一層美味しく楽しい時間になること間違いなしです!
ビジネスシーン
職場のルールや服装マナーによって大きく異なりますが、ビジネスシーンでもカジュアルスーツが着用できる場面があります。特に最近では昔ながらのガチガチのスーツ着用をルールとしている会社も少なくなっており、相手に失礼のない範囲でカジュアルにスーツを着用するのがOKの会社もあります。
特に、社外のお客様に会わないオフィスでの業務場面や同僚との飲み会などではカジュアルスーツでも良い可能性が高いです。さまざまな場面に対応するのと、自分好みの着こなしを実現するために、ビジネススーツとは別でカジュアルスーツを何着か仕立てておくと、ケースバイケースでチョイスできるのでおすすめです。
プライベートで
今日はちょっといつもとは違うオシャレをして出かけたい・・・そんなプライベートタイムにもカジュアルスーツをおしゃれ着として楽しむこともができます。カジュアルなジャケットに好みのデニムを合わせたりスニーカーを取り入れるなど、自由度の高いアレンジが可能です。
また、年々暑くなる夏などでは、パンツをスラックスにしてジャケットを着ない着こなしもオシャレですね!キリッとしたスラックスに好みのデザインがあしらわれたTシャツなどを合わせると、バランスの良い崩してオシャレ度もアップします。
まとめ
いかがでしたか?今回はカジュアルスーツの特徴やルール、シーン別の着こなしなどをご紹介しました。ビジネスの場においても昔ほどの厳しい服装マナーは少しずつなくなってきているため、自分好みのアレンジでカジュアルスーツをうまく取り入れ、毎日を彩りあるものにしてみましょう!