2024年もいよいよ最終週となり、1年間というときの流れがあっという間だなと感じる今日この頃です。今年は長い方で最大9連休となり、年末休暇を楽しみされている方も多いのではないでしょうか。
年が明けるとあっという間に春が訪れ、進学・就職など節目となる4月がやってきます。就職に関しては、現在就職活動を行っている、もしくはすでに内定をもらっている学生さんもいらっしゃることでしょう。そこで今回は、会社の入社式に着ていくスーツの選び方を解説します。
初めての社会人とはいえ、最低限のマナーと着こなしを学んでおくことは重要です。ぜひ参考にしていただけると幸いです!
目次
入社式に相応しいスーツの選び方
今回は入社式に焦点を当てたスーツの選び方をご紹介しますが、フォーマルな着こなしになるため入社式後のビジネスシーンでも活用可能です。
最優先はサイズ感とフィット感
他の記事でもお伝えしていますが、スーツで一番重要なのは、なんといってもフィット感です。近年ではTシャツやトレーナーなど、私服をあえて大きいサイズで着るオーバーサイズのファッションが流行していますが、スーツに関しては体にフィットしたサイズ感を選ばないと、かえってだらしなく見えてしまいます。
小さめだと窮屈な印象になりますが、大きすぎるとダブダブでどこかだらしなさが際立ってしまいます。入社式に向けてこれからスーツを新調される方は、ご自身の体とのフィット感を最重要項目として選ぶようにしてみてください。
サイズ感、フィット感は大型量販店の既製品でも十分にカバー可能ですが、似た体型の人でも腕の長さや骨格など微妙に異なるものです。入社式でもスーツにこだわりたい、ジャストフィットのスーツが良いという方は、オーダースーツという選択肢もあります。徳島県にお住まいの方はfromGまでお気軽にご相談ください。
無地・無柄のシンプルイズベストが鉄則
入社式は成人式や結婚式よりフォーマルな式典のため、個性を際立たせるよりはシンプルな着こなしが無難です。強いストライプやチェック柄などではなく、無地でシンプルなものを選びましょう。シンプルなものを選んでおけば、就社後の仕事でも社内外問わず問題なく活用できます。
もし、就活時のどシンプルなスーツと違いを生みたい、全くの無地スーツではなく少しは変化を取り入れたいという方は、織柄のスーツを選んでみるようにしてください。中でも入社式のスーツで使用できるのはシャドーストライプと呼ばれる薄くストライプが見えるタイプで、限りなく無地に近い見た目になるためオススメです。
色は定番色でOK
入社式含めフォーマルな場では、男女ともにネイビー・グレー・ブラックの3色が基本の定番カラーです。みんなと同じになりがちなブラックを避けて少しでも個性を出したいという方は、グレーのスーツをチョイスしてみてください。
ただし、ライトグレーなどグレーの中でも比較的明るめのスーツはカジュアルさがかなり増しますので、できればダークグレー、チャコールグレーなどの落ち着いた色合いが無難です。ダーク寄りのグレーであればこちらもビジネスシーンで活用できますし、フォーマルさの中にカジュアルさが取り入れられ、おしゃれな着こなしになります。
たとえフォーマルな格好が求められるとはいえ、ブラックの無地スーツは礼服扱いとなりますので注意が必要です。ブラックを選ぶ際は、シャドーストライプなど落ち着いたストライプ柄のものを選ぶようにしましょう。
入社式で気をつけること
入社式で着用するスーツ選びも大切ですが、それ以上に意識しないといけないこともあります。ここでは入社式で行われる事と、スーツ選び以外で気をつけることをお伝えします!
入社式で行われること
会社によって入社式で行われることは異なりますが、基本的には以下のようなイベントが実施されます。これから仲間となる同僚や、評価をする上司の方なども参加されるため、ファーストインプレッションでできる限り好印象を与えた方が良いですね!
・会社説明会
・入社辞令授与
・社長や役員の紹介・挨拶
・配属先の上司や同僚との交流
気をつけるべき3つのポイント
社会人は学生とは大違いです。社会に出て仕事に対する報酬=金銭をもらうようになるため、最低限のマナーは意識できるようになりましょう。基本中の基本ですが、初心に戻る意味でもあえて記載させていただきます。
マナーを守っていること
挨拶や言葉使いなどは基本ですが、スーツを着る上でも最低限のマナーが存在します。ここでは最低限のスーツマナーをお伝えします。
フロントの一番下のボタンは留めないのがマナーです。上着のフロント一番下のボタンは基本的に留めませんので、覚えておきましょう。2ボタン、3ボタンの場合も、一番下のボタンは留めません。
絶対に守らないといけないマナーではないですが、着席する際はスーツのボタンを外すようにしましょう。些細なことですがこういった部分がスマートにこなせるだけでも大人な印象になります。大柄な方や体重が気になる方は、ボタンを留めたまま着席すると窮屈に見えてしますので、特に注意してください。
スーツにはジャケットにもスラックスにもポケットがついていますが、基本的にはものを入れません。ポケットにものを入れて膨らむだけで全体のシルエットが崩れてしまいますし、どこかだらしない印象になります。ポケットはすべてデザイン上の飾りと考えましょう。
センターブリッツは、スラックスの真ん中に入っている折り目のことです。クリーニングに出すと、パキッとした折り目がついてかえってきます。スーツはメリハリのある洋服なので、この折り目一つで印象ががわりと変わります。折り目がないとスラックスにヨレヨレ感が生まれますので、ここは意識したいポイントです。
清潔感があること
清潔感は人ととして基本中の基本。特に社会人には必要不可欠です。俺だけパリッとスーツを着こなしていても、髪型や髭、爪の手入れなどが疎かになっていれば、清潔感があるとはいえません。「髪は細部に宿る」と言われるように、清潔感には特に気を配りましょう。
自己主張が強くないこと
入社式は面接と違って個性を主張する場ではなく、落ち着いた大人な印象を出すべき式典です。スーツも派手なものや個性的なものを選ぶのではなく、フォーマルで無難なものをチョイスしましょう。スーツが皆と同じでも、清潔感とマナーが守れていればそれだけで好印象です。
入社式はリクルートスーツでもOK?
意外と気になるこの問題。答えは「基本的に問題ない」です。ただし、就活時に使用していたものになりますので、入社式前にはクリーニングに出すなどして、しわや汚れなどをきちんとチェックするようにしましょう。
また、入社式でリクルートスーツを使用する場合でも、営業職やスーツでの勤務が必須の会社であれば、このタイミングでもう1着新調するのもオススメです。スーツは汚れやシミ、シワが発生した際に簡単なケアではカバーしきれないケースがあるため、毎日着用する方は予備を持っておくようにしましょう。
入社式のスーツアイテムの選び方
スーツはシャツやネクタイなどのアイテムとの相性も非常に重要です。小物選びも慎重に進めていきましょう。
・シャツ
男女問わず、フォーマルな場にふさわしい襟付きの無地白シャツが基本です。スーツでの勤務が決まっている方は、シャツは何着か持つようにしましょう。ワイシャツの襟はレギュラーカラーがおすすめですが、個性的な印象のボタンダウンシャツはあまり相応しくありません。
・ネクタイ
入社式で着用するネクタイは、無地のネイビーが定番です。ブラックは葬儀の際に用いるため注意してください。ネクタイの太さは一般的なレギュラータイを選びましょう。
・靴
スーツに合わせる靴はブラックのストレートチップ(紐のある革靴の意)がおすすめです。ブラックカラーの靴を選んでおけば、色や柄の違うスーツを何着か着回す場合でも無理なく合わせることが可能です。
・靴下
おしゃれは足元からというように、靴下は意外と目立つものです。入社式の際は白を避け、ブラックやネイビーを選びましょう。柄ありも問題はないですが、シンプルなストライプ柄か無地がオススメです。
・ベルト
ベルトは靴の色に合わせるのが基本で、全体がまとまり好印象です。ここを意識しているだけでも、わかる人にはわかるマナーとおしゃれさになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は入社式に着用するスーツの選び方やマナーについて記事を書いてみました。基本的には就活時に着用したリクルートスーツをお持ちだと思うので、そちらを入社式で活用することも問題はないでしょう。
ただ、せっかくの新しい門出、自分らしさと抜群の着こなしを実現したい方は、ぜひとことんこだわってみてください。formGではお客様のご希望に合わせたーダースーツのご提案をさせていただいております。些細な質問などでも結構です。スーツの選び方についてお困りの方はまずはお気軽にお問い合わせください。