「就活時に買ったスーツが着れなくなった」「せっかくオーダースーツを買ったのに、体型の変化でパツパツに」なんて経験、誰しもがあるのではないでしょうか?
スーツは基本的に体型に合わせて購入するため、年を重ねて体型が少し変わると、私服以上に着るのが難しくなるものです。もちろんダイエットなどを行い元の体重・体型に戻れることに越したことはないですが、なかなか大変なもの、、、
そこで今回は、短期間で少しでもパツパツ具合を解消する方法と、スーツがキツくなっているかかどうかのチェックポイントをご紹介します。
目次
【ジャケット】がキツくなった時の対処法
インナーを別のものに変更する
ジャケットがきつい場合、まず一番に手っ取り早く対処できるのがインナーの変更です。適切なサイズのインナーは体型を整え、着心地を向上させるてくれます。
例として、薄手のシャツやスリムフィットの肌着を選ぶとその分体積が減りますので、スーツを着た際も少しゆとりが出ます。違うインナーに変更する場合は、ご自身の体型に合ったサイズやストレッチ性の高いものを選ぶと良いでしょう。
とくに冬は要注意。寒さ対策のため厚手のインナーを着用することが多い冬はそれだけで体積が大きいので、スーツがキツくなりがちです。もちろんきついからと言って薄すぎるインナーにしてしまっては寒さを我慢しなくてはいけなくなりますが、身だしなみやスーツの着心地とバランスをとってちょうど良いインナーを選んでみてください。
ボタンの位置をずらす
スーツのジャケットがきつい場合、ボタンの位置を変えることも効果的です。なぜなら、ボタンの位置を変更することで余裕ができるからです。ボタン位置の変更することでジャケットのウエスト部分の調整が可能となり、スーツを着た時のパツパツ感を軽減できます。
オーダースーツ専門店のfromGでも、お客様の体のラインや動きやすさを考慮して適切な位置をご提案することが可能ですので、スーツがきついなと思ったら遠慮なくご相談ください。
下着を別のものに変える
スーツのジャケットがきつく感じる場合、インナー同様に下着を変えることも効果を発揮します。特に女性の場合、出産などで体型が変わると、スーツを着た時に特に胸まわりがキツく感じることがあります。
胸をコンパクトに補正できる下着を選ぶことでジャケットがよりフィットし、ゆとりのある快適な着心地を実現できます。また、体にぴったりの下着を選ぶことは、スーツのきつさを軽減するのとは別に、スーツ全体のシルエットが整い、自信を持って着こなせるポイントにもなります。
【パンツ】がキツくなった時の対処法
ボタンを外す
スーツのパンツがきつい場合、ボタンを外して着用することが有効です。「ボタンをせずにパンツを履くことが可能なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ボタンを外したとしても、上からベルトを巻くことで外見上も問題なく調整できるため問題なくスーツを着ることができます。
スーツだからといって無理やりボタンをしてしまうのは、見た目や着心地に影響を与えるため、かえって逆効果になることもあります。ボタンを外す場合、まずウエスト部分を快適になるように調整し、ヒップや太ももに余裕を持たせる状態で整えてみてください。
ウエストサイズを広げる留め具を使う
スーツのパンツがきつい場合、ウエストサイズを広げる留め具を使用することもおすすめです。オプションでこの器具を使うことで、ウエストサイズを広げ、着用時の快適さが向上します。
留め具を選ぶ際は、スーツの生地に適した留め具を選ぶことが重要です。留め具が決まったら留める位置を慎重に選び、均等に調整してください。自分では難しい場合はfromGへぜひご相談ください。
急に結婚式が入った、来週スーツを着る予定があるがきつい、、、そんな時は留め具を使用してみましょう。
補正下着を着る
女性の場合、スーツのパンツやスカートがきついと感じる時は補正下着を着用するのも一手です。補正下着であれば体型を整えてくれ、スムーズなスーツのシルエットを作り出してくれます。
スーツのジャケットがきつい場合と同様に、適切な補正下着を選ぶことは着用時のシルエットと程よい着心地を実現してくれます。補正下着を選ぶ際は、ポ自分の体型に合ったサイズとデザインを選び、締め付けが強すぎない程度のものを選ぶようにしましょう。
スーツがキツくなっているかどうかのチェックポイント
スーツがキツく感じる時のチェックポイントをご紹介します。
【ジャケット】のキツさチェックポイント
ジャケットがパツパツかどうかを確認するためのチェックポイントは大まかに以下になります。
・第一ボタンを留めると、横じわや放射線状のしわが入る
・第一ボタンを留めると、スーツの裾が八の字に開く
・背中が張ったり横じわが入ったりしている
・胸元のVゾーンが過度に開く など
【パンツ】のキツさチェックポイント
パンツががパツパツかどうかを確認するためのチェックポイントは大まかに以下になります。
・パンツが太ももに張り付く
・お尻が食い込む
・ウエスト部分やお尻、太もものあたりにしわが入る など
スーツがきつい場合、お直し or 買い替えどちらが良いか
ここまででご説明した対処法はあくまでも応急処置です。時間がある場合は、スーツにフィットする体型に戻すか、もしくは今の体型にあったスーツにお直しする、再度購入することが最も良いでしょう。では、お直しと買い替えはどちらがベストなのでしょうか。
まず、スーツをお直しする場合は費用も抑えて今のスーツをそのまま活かすことができます。ただし、お直しにも限界がありますの、あまりにも体型が変わってしまった場合は、再購入の方が良い場合もあります。お直しの場合は、購入店に事前に今の体型にあったサイズで調整できるかを確認することが大切です。
キツくなってしまったスーツがオーダースーツの場合は、もう一回購入するのはちょっと、、、という方も多いかと思います。その場合はfromGへご相談いただければ、お客様の現状の体型に合わせたお直しのご提案をさせていただきます。
手元にあるのが既製品のスーツの場合は、お直しするよりも買い替えたほうがお得な場合は多いのも事実です。長年着用している場合は思い切って今の体型にあった新しいスーツを購入しても良いですし、このタイミングでオーダースーツに挑戦するのも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はスーツがキツくなった際の応急処置と、キツさチェックポイントをお伝えしました。スーツ着用時の一番重要なポイントはシルエットと着心地です。ぜひご自身の体になったスーツを選ぶ際のヒントにしていただけると幸いです。