社会人になると利用する頻度が高くなるスーツ。近年では働き方改革などでカジュアルな服装で仕事をする方も増えてきましたが、スーツでの仕事が必須の会社や職業に就かれている方が日本ではまだまだ多いのではないでしょうか?
スーツは生地の特性から、シャツのようにパッと洗って次の日にまた着れるという代物ではなく、お手入れとなるとクリーニングなどで数日かかる洋服です。そこで今回は、スーツは実際に何着持っておくのが理想なのか、理由と合わせてご紹介します。
安い消耗品とは異なるため、何着も買えるものではないかもしれませんが、この記事を参考にご自身の活用頻度に合わせて準備していきましょう。
目次
スーツの活用シーン
成人式
本格的なスーツに袖を通すのは、成人式がスタートになる方も多いのではないでしょうか?成人式は毎年行われる節目となる大切なイベントですが、大型スーツ量販店などでも成人式フェアなど定期的に行っていますね。
ただ、工夫をすれば購入できるという認識も広がりつつあり、近年では成人式のスーツにオーダースーツを選ばれる方も多く、人気が高まっています。初めての本格的なスーツ、成人式をきっかけに購入することも検討してみてください。
就活
次に、スーツを活用するシーンが増えてくるタイミングといえば、就活生の時でしょう。どこの企業でも就職活動の面接時にはスーツを指定しているケースが多く、就活生になるタイミングで親御さんと購入しにお店に足を運んだ人も多いと思います。
ここでは取り急ぎ1着揃えておけば問題ないですが、就活時にスーツを着る理由は「面接をしていただく企業に対し、フォーマルな服装で対応する」ことが求められるからに他ならないので、シワや汚れがあってはせっかくのチャンスも台無しになることもあるかもしれません。緊急時に備えておきたい方は、2着準備しておけば確実です。
就活中はよりフォーマルな服装が好まれるため、ネイビーやダークスーツで問題ありません。
仕事
就活で内定をゲットし、晴れて社会人になったら、スーツの使用頻度は激増します。会社の規定でスーツでの仕事が求められる企業では、最低でも週に5日は着る必要が出てきます。
スーツはデスクワークをしていたり、車で移動している時でも徐々にシワがついていきます。また、夏でもスーツの着用が求められるため、多くのカセやシミ、ニオイも徐々に蓄積されていきます。
もちろん、定期的にご自身でお手入れをしてあげれば毎回クリーニングに出さずとも長持ちさせることができ、1週間ほどであれば続けて着用できるでしょう。スーツのお手入れ方法については、以下の記事をご覧ください。
就活時に使用したスーツをそのまま仕事でも着用される方が多いと思いますが、社会人になったらそれも含めて3着は用意しておいた方が無難です。仕事の場となると、金銭が発生する分求められることも多くなり、レベルも上がります。大事な商談時やプレゼンの時用スーツをオーダーで1着用意しておくと、ここぞというときに気合が入るのでおすすめです。
また、スーツに合わせてネクタイやシャツ、革靴も複数用意しておきましょう。特に人は足元に目が行きやすいので、革靴の清潔感は社会人にとって必要不可欠です。
みられる立場になったとき
ここまでくるとスーツを選ぶポイントが変わってきます。「安いから」「みんなも着ているから」ではなく、見られる立場として「相手にどう印象づけられるか」が重要となります。皆の良き手本として、いつでもパリッとしたスーツ姿が理想です。
金銭にも余裕があれば、ここまでの立場になってくると4〜5着ほど持っておくと◎です。シーンや季節に合わせて色や生地を変えるのも楽しいですね!できれば重要なポジションを任せられる立場なら、既製品ではなくオーダーで自分らしいスーツの購入をオススメします。
エグゼクティブ向けスーツを選ぶポイント
季節に合わせて
季節によってスーツの生地も変わってきます。真夏の暑い季節でも着用が求められるスーツでは、より快適に着れる生地のスーツをオーダーでお仕立てすることをおすすめします。スーツの生地は、基本的には春夏素材と秋冬素材に分かれます。
春夏向けの生地では、吸湿性や通気性に優れていて、軽いものがおすすめです。秋冬素材は、逆に暖かく保温性に優れた生地を選びましょう基本です。どんな生地が良いかわからないという方がfromGにぜひ一度お立ち寄りください。お客様に合わせて最適なスーツをご提案させていただきます。
ローテーションを考える
トップセールスマンや経営者なってくると、会社の経営を左右する重要な商談を行うケースも増えてきます。パリッと着こなすだけでも十分に良い印象は与えられますが、ローテーションを考えて複数の色や柄のスーツを持っておけば、同じ相手に会う場面でも違った印象を与えることができ、ポジションや立場に合った佇まいとなるでしょう。
相手目線で選ぶ
また、スーツの着こなしはシャツ・ネクタイ・靴など複数のアイテムと合わさって初めて整います。スーツだけでなく、ご自身がこだわって仕立てたスーツに合うアイテムをきちんと選び、相手に与える印象をしっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はスーツを何着持っておけば良いかをそれぞれの理由とともにお伝えしました。男女問わずですが、社会で活躍する人にとってスーツの役割や本当に大きなものです。決して蔑ろにせず、自分の個性や立場に合ったスーツを選ぶようにしてください。